愚かな私

2003年9月22日
昨日はメールで彼と色々話した。

私が伝えたのはこういうこと、
「あなたが仕事もバイトもして疲れているのは十分わかる。だから眠らせてあげたいと思う。でも、私は会いたくなってしまう。我慢していてもそれも3日で限界に来る。   あなたは私のことを思いやってくれて自分から会おうよとはなかなか言ってくれない。でも、私は体がきつくても、あなたがそう言ってくれるなら会うのに…言ってくれないね。私はあなたに迷惑ばかりかけてるのに、あなたは私に優しくて、私は自分のワガママと、あなたの優しさに潰されそうになる」
彼が伝えたかったことはきっとこう。
「俺は仕事もバイトもしてなかなかひめをかまってあげれないから、寂しい思いをさせてるから、ひめが会いたいって言ったときには会ってあげたい。ワガママを言っても聞き入れてあげたい。それで喜んでくれることで俺も嬉しい。俺にしか言わないワガママだから、ワガママだとは思わない」

嬉しいんだけど、苦しいんだよ。
彼のことなんて頭の中からなくなれば、
どれほど楽なんだろう。

何も考えたくないよ。

メールを送りあっているうちに彼は眠った。

今日も「おはよう」のメールが来た。
それに、最近は「眠れた?」って聞いてくる。
「おはようございます」、敬語で返した。

「しばらくメールの回数減ると思う」
そう送った。
「しばらく一人になりたい」とは送れなかった。
「メールしない」とは送れなかった。

「どうして?」
返さなかった…返せなかった。
答えがわからなかったから。
一人になって、彼からのメールがなくて、
何をするの?
ただ気持ちの整理をつけたかった。
彼中心から開放されたかった。
無理だとわかっていても、試したかった。
自分を試したかった。

彼は
「あいしている。君の言動や行動に一喜一憂している自分がいる。今までこんなにだれかを好きになったことがあったのかって思う。すべて自分のことをさらけだすような相手がいたかって。こんなに大事にしたいって思える人に出会って、今まで生きてきてよかったって。オーバーに聞こえるかもしれないけどほんとの気持ちだもん!姫に会う前、ずっと好きな人さえいなかった時に何の為に生きているんだろうって毎日考えてた。つまらない毎日を過ごしてた。でもひめに出会って、あぁいじけないで今までがんばってきてよかったって本気で思った」
そう送ってくれた。

すごく嬉しくて、涙が出た。
出会った日のことを思い出した。

でも、返した言葉は
「ありがとう、好きでいてくれて。 
けど、今の私には応えられないの」

別れの言葉に見えるかしら?
違うよ。
別れる気なんて毛頭ない。

今は少し冷静になりたいの。
彼にお熱を上げてる自分を冷まさなくちゃ。
彼にも迷惑をかけ、
自分をも苦しめる今のこの気持ちは、
ちゃんと自分だけで対応しなくちゃ。

彼にメールを送らないことは、
私をも苦しめる。
彼も悲しむことは前の経験でも知ってる。
でもね、このままでもいけないの。

メールをしばらく減らすって言ってるのに、
そう伝えたあなたがたくさんメールをくれると期待するのはずるいことなのに、
私は携帯を見つめてる。
メールが来ても返さないのに、
メールが来たそのときを逃さないようにしてる。

 
 許して

 待ってて

 

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